上質感とラフさが調和したニットブルゾン「07KN937」

ダウンやナイロンアウターが多くなる冬の着こなしに、もう少し上品さや柔らかさを取り入れたいという方には“ニットブルゾン”がお勧めです。カジュアルな印象になりがちなフルジップのブルゾンですが、こちらのモデルはウール・シルク・カシミヤを混紡した上質な素材を使用し、身頃にはフランネル生地を、袖にはミドルゲージのニット編地を採用したコンビ仕立て。素材特有のしなやかなタッチと、適度にボリュームを抑えた編み立てにより、落ち着いた大人の雰囲気をしっかりとキープしています。特徴的なフラップパッチポケットがデザインのアクセントになりつつも主張しすぎず、前を閉めて一枚で着てもサマになる絶妙な存在感が魅力。袖口と裾の太リブはシルエットを引き締め、ブルゾン特有の野暮ったさを感じさせないため、ジャケット感覚でスタイリッシュに着こなすことができます。ウール・シルク・カシミヤの上質な柔らかさと、アウターとしての実用性を兼ね備えた万能アイテムなので、冬の着こなしが単調になってきたという方は、ぜひワードローブに取り入れてみてください。

専門のニットメーカーにも引けを取らない上質ニット

ボレッリはシャツメーカーとして知られていますが、ニットウェアのクオリティにも高い定評があります。上質なウールやカシミヤを中心とした素材使い、時代性を反映した程よいフィット感、普遍性のあるシンプルで使いやすいデザインに加え、寸分の狂いもない美しい編み目や、首付け・袖付けといった“リンキング”と呼ばれる職人の手作業など、その仕上がりは専門のニットメーカーにも引けを取らない完成度を誇ります。

風を通さないエレガントなフランネルと上質ニットのコンビ素材

使用されている素材は、厳選したヴァージンウールにシルクとカシミヤをブレンドした上質な混紡糸です。その素材を身頃と袖でそれぞれ異なる加工を施し、同じ原料ながらまったく違う表情と着心地を引き出しています。

身頃には、この混紡糸を細番手に紡いで緻密に織り上げたライトフランネルを採用。柔軟性やドレープ性を損なわないよう、控えめな縮絨を施すことで、しなやかさと弾力のある風合いに仕上げています。毛羽は非常に繊細で、仕上げに軽くプレスをかけて抑え込むことで、透き通るような上品な光沢が生まれています。秋冬らしい温もりに加え、エレガントな艶感が漂うのが特徴です。肌触りはチクチク感がなく驚くほどなめらかで、風をほとんど通さず暖かい上に、型崩れしにくく耐久性にも優れており、着るほどに身体に馴染んでいきます。

一方、袖には同じ混紡素材を用い、目の詰まったミドルゲージで編み立てたリブニットを採用。程よい厚みがあり、凛とした表情と温かみを両立しています。高い保温性を持ちながら、伸縮性がありつつ型崩れしにくい点も魅力。ウールにシルクとカシミヤが混紡されているのでしっとりとなめらかで、チクチクやゴワつきが一切ありません。素肌に触れても快適な心地よさで、日常的に使いやすい仕上がりです。

価格138,600円(税込)