世界で最も美しいセミワイドカラーと称される「LUCIANO」
ご紹介するのは、故・落合正勝氏も愛したマスターピース「LUCIANO(ルチアーノ)」です。ブランドの顔として愛されているルチアーノは、数年おきに改良され、新しい姿に進化しています。最新のルチアーノは、細身のスーツ(ジャケット)が主流になっている今の時代に合わせて、衿羽根、襟腰、前台襟の三箇所が、従来のものよりも短く(低く)モディファイされています。三箇所をバランスよく修正することで、世界で最も美しいセミワイドカラーシャツと謳われた先代のルチアーノの黄金比を崩すことなく、時代にベストマッチした衿型を作り出しています。上着のラペルから跳ねない絶妙な長さと角度の衿羽根、大剣幅8センチ前後のネクタイのノットがすっきり収まる前台襟、ノータイでもお洒落に決まる襟腰など、半世紀にも及ぶ歴史の中で培われてきた“色気”と“艶”はそのままにスタイリッシュな姿に変貌を遂げています。
“動きやすさ”と“美しさ”を合わせ持つ究極のスリムボディ「EV」
ボディ(フィッティング)は、ボレッリの新基軸「EVボディ(SLIM FIT)」になります。肩まわり、胸まわり、どちらもコンパクトな設計なのですが、従来のSNボディのようなタイトな作りではなく、多少の遊びが設けられています。このためストレスなく着られます。そのぶん背面ダーツによってウエストを絞り、セクシーかつスタイリッシュに見せています。アームが上付きでカマが小さめに設計されているので袖付けまわりに不自然なシワが生まれず、すっきりキレイに見えることもポイントです。熟練したシャツ職人の手縫いによるイセ込んだ肩と袖の後付けによって高い運動性を実現しているあたりに老舗カミチェリアの矜持が感じられます。“動きやすさ”と“美しさ”を合わせ持つ、究極のスリムボディになるとお考えください。
やわらかさと軽やかさが魅力の「細番手モスリン」
上質なコットンを原料に、細番手の糸で織り上げられたモスリンは、やわらかさと適度なハリを併せ持つのが特徴です。しなやかな肌触りでありながら生地にコシがあるため、着用時のシルエットが美しく保たれ、上品な印象を与えます。通気性にも優れており、快適な着心地とナチュラルな質感の中にさりげない高級感が感じられる点も魅力です。やわらかいだけの生地とは異なり、程よいハリによって仕立て映えし、日常使いからきちんとした装いまで幅広く対応します。春夏シーズンには特に活躍し、一枚でもジャケットのインナーとしても取り入れやすく、長く着用するほどにその良さを実感いただけます。
余談ですが、ボレッリのドレスシャツに使用されている生地は、すべてイタリアの 三大シャツ生地メーカーのひとつ、ALBINI(アルビニ社)の生地になります。 シャツ生地に詳しい方でしたらすでにお気づきだと思いますが、ボレッリが使用しているのは アルビニネームの生地ではなく、アルビニ社傘下の2つの高級ブランドの生地になります。 つまり、英国王室御用達のThomas Mason(トーマスメイソン)と、世界で最も細い糸を 紡ぐことで知られるDavid & John Anderson(デビッド・ジョン・アンダーソン)です。 生地の織ネームは付きませんが、実物に触れたら一発でそれと分かるはずです。