スーツスタイルを引き立てる人気定番シングルチェスター「TORINO」
ご紹介するのは、コートコレクションの大定番、シングルチェスター「TORINO」になります。素材のよさ、シルエットのよさが際立つ、流行に左右されない完成された一着です。
デザインは、フォーマルコートの代表格「チェスターフィールドコート」になります。このコートは、“英国紳士のシンボル”と呼ばれ、ダンディズムの象徴にもなっているフィリップ・チェスターフィールド伯爵がデザインし、仕立てさせたことから、この名が付けられたと言われています。軍用に出自を持たないフォーマルウェアの上に着るためだけに作られた同コートは、メンズコートの中で生まれも育ちも最もエレガントでダンディなコートとされており、今日ではビジネスシーンでもおおいに活用されています。
TORINOは、現代(いま)の空気が感じられるチェスターコートのベンチマークです。すっきりした印象で、誰にでも合い、スーツスタイルを引き立てるシングルブレストで、チェスターコートならではの“英国紳士然としたクラシックな佇まい”を大切にしつつも、エレガントな雰囲気のイタリアンファブリックと副資材を省いたやわらかい仕立てによってクラシックさとモダンさが高次元で融合した現代版チェスターコートに仕上げられています。ラペル、フロント、ポケット、肩まわりには職人のハンドステッチによって華が添えられており、そこはかとなく南イタリアの色気が漂います。英国仕立てのチェスターコートのような堅苦しさがなく、軽く、やわらかく、ソフトな着心地なので、ジャケット代わりに着用してもお洒落に決まります。オンオフ問わず幅広く使い回せるので、ワードローブの主役として大活躍してくれます。
優雅さと味わい深さを合わせ持つ「ウールカシミヤヘリンボーン」
使用されている生地は、厳選されたヴァージンウールに最高品質のカシミヤを加えた中番手糸をざっくり織り上げたヘリンボーンになります。カシミヤをブレンドすることで生み出された優雅な風合いとヘリンボーンが醸し出す味わい深さのバランスがちょうどよく、主張しすぎず、それでいて平凡に陥らない個性があるという、大人の男性が纏うにふさわしいファブリックです。目付(1平方メートルあたりの生地の重さ)は約510グラム。厚みのあるコート地なので、風(冷気)を通さず暖かいのはもちろん、見た目に反して打ち込みが強く(型崩れしにくく)扱いやすいこともポイントです。流行に左右されず長く愛用していただけます。
余談ですが、ボレッリが使用する生地は、ほとんどがイタリアの高級毛織物産地・ビエラ地区の名門ミルのものです。代表的なメーカーを挙げると、エルメネジルドゼニア、ロロピアーナ、カノニコ、ドラゴなどです。生地の織りネームは付きませんが品質の高さは折り紙つきです。