商品カテゴリ一覧 > JACKET > ウールコットンリネンツイードチェック3Bジャケット/GIACCA-PROCIDA/G23333
SIZE
表記 |
対応サイズ |
肩幅 |
胸幅 |
胴囲 |
袖丈 |
着丈 |
44 |
44 or S |
41 |
48 |
44 |
62 |
71 |
46 |
46 or M |
42 |
50 |
46 |
63 |
72 |
48 |
48 or L |
43 |
52 |
48 |
64 |
73 |
50 |
50 or L〜XL |
44 |
54 |
50 |
65 |
74 |
単位:cm |
モデル |
PROCIDA |
素材 |
表地:ウール59%・コットン33%・リネン8%
裏地:キュプラ100% |
生地 |
温もりと野趣感を合わせ持つウールコットンリネンツイード |
色 |
グレーベージュ×ブルー×ブラウン(1) |
模様 |
チェック |
製造国 |
イタリア |
職人が手作業で作り上げたナポリ伝統の一枚仕立てジャケット「PROCIDA」
15-16AWからスタートした「レギュラーライン」。職人の手作業を取り入れたフル毛芯仕立てでありながらも効率的に機械を用いることで生産性を向上させ、生地のクオリティを落とすことなくリアルなプライスを実現していることが特徴です。そんなレギュラーラインが一新されました。以前はジャケットもスーツも同じ型紙、同じ仕立てでしたが、「PROCIDA」と「SALINA」の2つに分かれ、それぞれ好みに合わせて選べるようになりました。当店(日本直営店)では、ジャケット、スーツ、どちらも、着やすいと評判のPROCIDAを展開していきます。 ナポリ湾に浮かぶプローチダ島からその名をとった同モデルは、イタリア語で“脱構築”を意味する「CAPO DECOSTRUITO」、つまり、完全なる一枚仕立てジャケットになります。いわゆるアンコンジャケットではなく、昔からナポリのテーラーで行われてきた、芯地を使わず、職人が縫いとアイロンワークだけで立体的に仕立てる技術によって作られています。芯地を使用しない一枚仕立てジャケットならではの軽い着心地であるにもかかわらず、 胸まわりのボリュームやウエストシェイプがきれいに出てきちんと見えることが特徴です。ナポリ伝統の本物の一枚仕立てジャケットを作るには高度なテーラリング技術が必要とされるため、リモデルに伴い工場が変更され、着心地が格段にアップしています。ファビオ・ボレッリ自らがいくつもの工場を訪れ、何度も修正を重ね、やっと完成した本物の一枚仕立てジャケットを是非ご堪能ください。
現代的なエッセンスを取り入れた「モダンナポリスタイル」
デザインは、イタリアンクラシックの王道を行く「段返り3Bジャケット」になります。曲面と曲線の連続性を重視して作られた典型的なナポリスタイルのジャケットですが、コンパクトな肩幅、スマートに見える狭めの前身頃、やや短めの着丈など、クラシックさの中に現代的なエッセンスを溶け込ませることによってモダンな印象に仕上げています。ラペル、フロント、ポケット、肩まわりには職人のハンドステッチによって華が添えられており、そこはかとなく南イタリアの色気が漂います。サルトリアテイストのバルカポケットやナス型のパッチポケットによって絶妙なカジュアル感が与えられていることもポイントです。完成されたスタイルのジャケットなので、流行に左右されず長年愛用して頂けます。
より美しく凛々しい体型へと導いてくれる立体的なフォルム
言うまでもなく、着心地のよさやシルエットの美しさはマシンメイドジャケットよりも秀でています。肩パッドなどの副資材を省いたソフトな仕立てですが、脇の下をぐっと食い込ませるナポリ特有のカッティングと職人のアイロンワークによって胸まわりのボリュームが生み出されています。このため、一枚仕立てジャケットならではの軽くてやわらかい着心地なのに立体的に見えます。袖付けはもちろんハンドです。職人の手作業によって肩のイセがたっぷりとられているため、驚くほど動きやすく、ジャケットを着たままデスクワークをしてもまったくストレスがありません。ウエストは第二ボタンの位置で絞り込むようにシェイプしており、色気のあるドレープラインを生みます。大きく流れるフロントカットも特徴です。なだらかなショルダーラインと調和して曲線美を演出します。この他にも、首まわりに巻き付く一枚衿や美しいロールを描くラペル、背中に吸い付くエレガントなバックスタイルなどからも仕立てのよさが窺えます。肝心の着心地ですが、胸のふくらみを計算して肩線をやや後方に振り、ジャケットの重量が前後均一に分散され肩に乗るように設計されているので、“着ていることを忘れさせてくれる自分の肌のような着心地”を楽しんで頂けます。
モダンな空気を纏う英国調ファブリック「ウールコットンリネンツイード」
使用されている生地は、ウール、コットン、リネンの三者混素材から作られた細番手紡毛糸をざっくり織り上げたツイードになります。1950年代のアーカイブを紐解いて現代風にアレンジしたこの生地は、ウールの温もり感とリネンの野趣感(素朴な風合い)が絶妙なバランスで調和しており、なんとも言えない味わい深さがあることが特徴です。秋冬らしい温かみのある織り上がりの中肉生地ですが、目付け量が大きすぎないので秋口から着用して頂けます。もちろん肌触りは格別。従来のツイードからは想像できないほどやわらかく、滑らかな肌触りでチクチクやゴワゴワがまったくないので長時間着用していてもストレスを覚えることはありません。イタリア生地にしてはコシが強く、丈夫で型崩れ(肘抜け)しにくいこともポイントです。
余談ですが、ボレッリが使用する生地は、ほとんどがイタリアの高級毛織物産地・ビエラ地区の名門ミルのものです。代表的なメーカーを挙げると、エルメネジルドゼニア、ロロピアーナ、カノニコ、ドラゴなどです。生地の織りネームは付きませんが品質の高さは折り紙つきです。